中古住宅・中古マンションの選び方。
国の「長期優良住宅化リフォーム事業」をご存知ですか?
国が本気で中古住宅市場の活性化を始めました。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、
その代表です。
今後ますます、
中古住宅・中古マンションへ注目が集まります。
そこで、重要なテーマがあります。
中古住宅の価値は、
築年数だけでは測れないということです。
ところが、
一般的に不動産会社は、
築年数だけで家の価値を判断します。
私たち建築業者から見ると、国が示している基準と同じです。
中古住宅の価値は、家が傷んでいるか?否かで判断します。
私たちは、
それを的確に判断することができます。
これまで戸建て住宅は、
「建物の価値は新築後20年ぐらいでゼロになる」と言われてきました。
しかし、
私たちは築後30年、50年の家でも、
構造がしっかりしていれば、
リフォームして十分に快適に過ごせる事を知っています。
更に、先ほどお示ししたとおり
国が積極的に中古住宅市場の活性化に取り組み、
住宅の価値を上げる事業を始めたのです。
ですから、
中古住宅・中古マンションを買ってリフォームしたい方は、
国の基準に基づいた、
ホームインスペクションを大切にしている業者とお付き合いください。
住宅診断(ホームインスペクション):
ホームインスペクション(住宅診断)とは、
住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、
また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、
おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。
耐震リフォームが必要な場合でも、
家の傷み具合で予算が大きく変わってしまいます。
しっかりした、
住宅診断(ホームインスペクション)をされて、
買った後に後悔しないようにしてください。
また、中古マンションにおいても、
現状では築年数が基になって売買されます。
こちらも、
住宅診断(ホームインスペクション)をしっかりして、
後悔のない取引をしてください。
また、
中古マンションの場合、
管理組合のあり方やルール、
自治会とのお付き合いなども確認することをお勧めします。